人気ブログランキング |

2018年 12月 16日 ( 1 )

ごもっとも!


以前携わっていた横浜市資源リサイクル事業協同組合(以下、リサイクル組合)のプロジェクトが、「企業・学生の環境課題解決マッチング会」に参加するとのことで足を運んできました。実施主体の横浜市地球温暖化対策推進協議会が地球温暖化対策の拡充やSDGsの推進の実現に向けて、若者の視点を取り入れていくために、横浜市との協定事業として企画され開催したものです。

リサイクル組合をはじめ、ケンタッキーフライドチキン(株)、日産自動車(株)、横浜八景島(株)など8つの企業が提示した環境課題に、大学生・高校生が事前に企業訪問してレクチャーを受け、解決策を提案を行いました。事前の打ち合わせと企業との綿密なやり取りもあって、大学生らしく丁寧なプレゼンはとても好感の持てるものでした。提案された解決策は、審査員によって評価され、表彰されたようですが、あいにく所用の為、どのチームが表彰され、審査員の講評が聞けずじまいでしたが、知人も会場に居たので後日確認してみたいと思います。

一番印象に残ったのは高校生の「太陽光発電・省エネ」の環境課題に対するプレゼンでした。日本のリーダー達、つまり各政党のエネルギー政策をウェブサイトで全て調べた結果、2つの疑問・違和感を覚えたとのこと。ひとつは「抽象」過ぎてさっぱりわからない。具体的な対策が書かれおらず、タイムスケジュールもないので評価しようがない。もうひとつは「技術革新ばっかじゃん」ということに対する違和感。地球温暖化は人間がもたらしたものなのに、そこには触れず技術革新ばっかりでは進まないのではないか、ということです。
ズバっとキター!と、鋭いえぐりに思わず、ごもっとも!と大きく頷いてしまい、拍手では足りずスタンディングオベーションをしたいくらいでした。
さらに、ブレーカーの制限でつかえる電気を節約せよ!という解決策。例えば、4人家族で50アンペアのところを30アンペアに国が制限すれば、電気を使い過ぎないように注意し、節約をするし、省エネ製品を欲しがるようになることではじめて「技術革新」が成立するのではないかというプレゼンはお見事です。

実際のところはわかりませんが、地球温暖化は人間がもたらしたものなのに、技術革新の話でごまかそうとしていると若者には感じてしまうのでしょう・・・
会の運営においては事前準備不足で学生さんがかわいそうだなと感じたところもありましたが、そんなハンディをものともしない若い方たちの馬力に、今回も大人たちの方が環境課題解決に対する姿勢を教えられたように思います。

a0259130_22192785.jpg




by AKIO_TAKE | 2018-12-16 22:19 | unclass