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[ 2019-01 -26 23:19 ]
2019年 01月 26日 ( 1 )
横浜中華街のコンシェルジュ活動は、横浜中華街発展会協同組合の組合事業として行っています。日常の自社業務をこなしながら、街のコンシェルジュとして「街のお客様」とコミュニケーションを図ることは客観的に自店舗や自身のおもてなしのレベルを見つめ直す機会となります。お客様の要望、そして街の礎を築いた先達の労に応え、礼を尽くし実践することが未来永劫繁栄する横浜中華街につながるのだと思います。
どんな役割を定義するかは、まさにコンシェルジュの数だけ存在すると言っても良いと思います。そうした多様である様が、そして、その様が街の根底に横たわっていることが、これからの急激な経済環境の変化にも瞬時に対応できる根拠になり得るのだと思います。コンシェルジュ活動は、日々、そうした素養を積み重ねられる事業です。
先日、横浜市内の消費者団体にかかわる皆様をお迎えしてコンシェルジュツアーを開催しました。街歩き後、ひとつの食卓を囲みながら「中華街のみなさんが料理や街の歴史について切磋琢磨していることで持続する街がつくられているのですね」の一言に、感謝と共に、取り組むべ課題が浮かびあがってきます。小さな気づきが大きな発展の種であることを実感した、貴重な時間となりました。
