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2019年 12月 26日 ( 1 )

著者の考えるプロセスを、53の考え方にして示した一冊。

心に引っかかったものは大切にする_a0259130_22484799.jpg
2020東京オリンピックがIOC総会で選出されたのは、2013年9月7日。この本の初版は 2011年7月20日。
著者は「2020年を迎えるころには、この国は政治も経済も外交も、あらゆる人間の価値観もガラリと変わっていると思います」という一文を記し、そして「その予兆あるいは兆候がすでに表れている現在、これまで保たれていたバランスは大きく崩れ始めました。変化を嫌うあまり、これを座視していたら、日本は破局を迎えることになります」と考え方の52番を結んでいます。

東京オリンピックが決まる以前から、学識経験者や経済評論家などの方たちから「2020年頃」を境に、社会的閉塞感が強くなっていくだろうとの論調があって、2020年に東京オリンピックが決まると「オリンピック後から社会の不安定化が心配だ」と、「いつ頃から」という時間軸のブレが定着した感をうけます。実際にどうなるか・・当たるも八卦当たらぬも八卦じゃないですが、つまりはわからんとも言えるし、なんだか胸騒ぎがするのなら、社会がさらに不安定化すると想定して「いま」を工夫するしか方法がないんだろうと思います。工夫の大小あれど、工夫を施すこと自体が価値観が変わったということなのか。

思考のパターン化を解除させてくれる一冊でした。


by AKIO_TAKE | 2019-12-26 23:53 | book