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観察素材

けさ、「売れ残り商品をネットで再販へ」というニュースが配信されていました。報道によると、佐川急便とインターネット通販のオークファンのグループが、西日本シティ銀行と提携し、融資先の中小企業が抱える売れ残った食品や日用品などを、インターネットで再販する事業に乗り出すとのこと。国内で廃棄される商品在庫は年間22兆円にのぼる、といったデータもあるそうです。

オークファンが廃棄されそうな在庫商品を通常価格より安く仕入れ、自社サイトの「Otameshiオタメシ」などで割安に販売し、佐川急便が集荷・配送を担うスキーム。いわゆる顧客同士を引き合わせるビジネスマッチングの手法です。値崩れを防いだり、品質に問題がなくても廃棄される商品は本当に多いです。

新古品(再販)が消費者に受け入れられ、廃棄が延期されれば、資源採取から原材料の調達、製造、 加工、組立、流通を経て、長く使われ「もったいない」の視点からも、モノを大切にする意識向上の観点から、社会的に商品の価値があがることにつながります。(値段はともかく・・)

他方、そもそも余剰生産という観点からはどうなんだろう、という見方も取り入れて、商品の「使用」や「再利用・廃棄処理の方法」といった部分的なプロセスだけで評価するのではなく、つくられた商品が環境負荷の低減につながらるような利用の在り方を考えるのに良い事例かなと思いました。ただ、社会問題化している食品などの大量廃棄を減らす処方箋として注目されそうですね。

それにしても春夏秋冬、街はいろいろな表情を見せてくれるから歩くのが楽しい。花壇じゃないところも春は進んでますね。

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by AKIO_TAKE | 2019-03-20 17:29 | look/gaze

いろいろあるけど

本日の神奈川新聞朝刊には、
・野毛大道芸に黄色信号? ボランティアの減少、高齢化
・鎌倉市が混雑時の食べ歩きノーをはじめとする「マナー条例案」の採決を目指す
・墓参り代行事業者の奮闘
など、平成は暮れ行き、次の時代の足音が聴こえてくるような記事が多かった。

ふぁいとSONG/BUGY CRAXONE
https://www.youtube.com/watch?v=2-iSVRE-Q1k

by AKIO_TAKE | 2019-02-15 14:31 | look/gaze

心得ちがい

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自然界では「正解」が決まっている方が、おかしいのかもしれない・・

たしかに「正解」は人間界でつくられ、つかうもの。多様という表現がしっくりこない時があるのも頷ける。
無意識下で、乖離しているはずのことを同義と解釈し、コトを述べていたりする。




by AKIO_TAKE | 2019-02-12 22:03 | look/gaze

春色ちらほら

みーんな、お日様に向いてる 

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ここで読書したい そんな悠長なこと言ってられないけれど笑

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鳥の声にも朝の感じがつよく溢れていた 黄色の効能

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by AKIO_TAKE | 2019-02-02 17:17 | look/gaze
タイトルは神奈川新聞の読者のページに、特養ホームで働く外国人就労者の献身的な姿に感謝する投稿にあった一文。

どの分野でも取り沙汰される人材(働き手)不足の現状において、外国の方たちと一緒に働ける職場構築はこれからも欠かせない大きなテーマです。かつて、福祉はというと「まず建物、施設の整備」からと、建物をつくることに力点をおいて行政も議員も福祉施策として語ってきました。年月を経て社会情勢そのものが建物をつくる施策だけでは十分な福祉施策につながらないとし、そのような状況から、ようやく福祉の現場で働く人に注目が集まるようになってきたとも言えますが、実際にはどんな環境下で働いてくださっているかを伺い知ることが難しいのは外国の方たちだけではないと思います。

しかし、すでに高齢化社会である我が国で、福祉の現場では外国の方達との連携は欠かせなくなっています。そうした中において、自身だけでは積み重ねることができない、外国人就労者の方たちがどのような環境下で、どんな不安を抱えて働いているかという現実を市民の投稿から伺い知ることは、とても大切なことです。これから福祉の世界を目指す、日本の若者たちと外国の方たちが、もっと希望を持てるように、食べられないとか社会保障がうけられないということがないような施策が求められます。

ブリタニカ国際大百科事典ウェブ版には「労働力」を次のように説明しています。
「資本制生産のもとでは労働力が特殊な商品として売買される。すなわち商品としての労働力は,他の商品と同じく使用価値と交換価値をもつが,それが特殊な商品であるのは,労働力の使用価値である労働が自己の交換価値を上回る価値を生み出すことにある。以下省略・・」

この説明になぞらえれば、タイトルは「求められているのは商品より人間」となります。
いたずらに言葉遊びをしているのではなく、外国人就労者に感謝していらっしゃる方たちは、言葉も通じず、生活風習も異なる日々の暮らしの中で戸惑いながらも献身的に働く姿を、商品としてではなく、人として感謝しているのだ、という念が伝わってきます。働き方について考えさせられる投稿でした。

「福祉は人です」 

日脚も少しずつ伸びてきましたが、またまだ寒中です。ご自愛ください。

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by AKIO_TAKE | 2019-01-30 15:52 | look/gaze

教習生YOU

今夜の「YOUは何しに日本へ」も、ふむふむと参考になるYOUを取材してくれていましたね~
東京オリンピックに向けて、カナダ籍の男性がタクシードライバの教習生として奮闘している様子を取り上げてました。教習先は、日の丸交通(株) https://hinomaru.tokyo/recruit/foreign/
番組データによれば、日の丸交通の外国籍ドライバーは、2015年 0名、2016年 3名、2017年 11名、2018年32名と右肩上がりで、世界7か国10名が在籍(教習中含むかな?)しているようです。取材対象カナダ国籍の方も日本には10年以上の居住歴があるので日本語はほぼOKのようですが、それでも言葉と文化が異なる国で日々異なるお客様をサービスしようとする挑戦魂には「うーむ、負けてられねーな」。教習プログラムで教えられたという「タクシードライバーはいつも(お客様に)背を向けているので、ちゃんと声を出すことを心掛けている」の一言には、身が引き締まったな~


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by AKIO_TAKE | 2019-01-21 23:51 | look/gaze

発見力

1月6日の投稿は横浜中華街にとって「初めての経験」になる、ということで取り上げたものです。様々な国から横浜中華街を訪れるお客様が増えることは歓迎する一方で、日本の生活習慣・物事に対する解釈では理解・対応できない事象が増えていくことになります。

中国からのお客様だけでなく、世界各国からお迎えすることは、そうした事象が増えていくことを想定して対応策を検討するという、とても良質な時間を得られる機会です。横浜中華街には商店街の協同組合もありますので、まさにこのような課題は組合で検討、対策を考えていくには最適な案件です。

そもそも日本の生活習慣・物事に対する解釈では理解しづらい事に「初めて向き合う」わけなので、明確な解決策を用意するというより、お初にお目にかかりますに対してをどうするのか・・また、こうした機会が増える可能性があるのなら、解決策を導きだすだけではなく、初めて向き合いそうな案件を探りあてる発見力を組合として持ち合わせていく方が、組合事業としても高い評価を得られるのではないかと思います。石を投げてみて、その波紋がどのくらい広まるのか・・その広がり方で課題に対する関心度合いの深さも図れます。1/6の投稿の内容も「初めて向き合う」案件です。

外国の訪日旅行(インバウンドツーリズム)の対応の在り方で組合のクオリティが問われ、そのクオリティ次第で将来の中華街の評価や期待値が決まっていきます。二次情報の新聞に掲載されたということは、課題が深刻化している地域があることを示唆しています。インバウンドツーリズムは中華街の発展に光をもたらす要素です。いまは明確な解決策がなくとも、アンテナを高く張って情報(起きていること)を蓄積、整理し、「問い合わせられる能力」を高めておくことが大切ではないか、そう思います。

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by AKIO_TAKE | 2019-01-09 07:05 | look/gaze

懸念は見落とさず

6日 神奈川新聞朝刊の論説/特報に「箱根観光 白タク横行」の見出し

訪日外国人客の増加に伴い、国内有数の国際観光地箱根で、中国人観光客を乗せた中国人ドライバーによる白タクが横行していることを伝える記事です。正規メーターよりも安価で利用でき、なにより中国人ドライバーなので中国語が話せる安心感もあり、利用者が増えているようです。しかし、国土交通省神奈川運輸支局によれば、白タク行為は道路交通違反であり、箱根町からすると交通事故などの不安もあり対策が急がれています。

一方で、今後訪日外国人客が増えることを見越して神奈川県内の他の観光地でも、違反行為が見受けられ始めたとのこと。横浜中華街は横浜を代表する観光地だけではなく、所在地の山下町は約11,000人の居住者の街でもあります。違反行為が県内各地に広がることで居住者が危険にさらされることのないように、それぞれの地元に今から対策を検討しておくよう求めているような記事でした。

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by AKIO_TAKE | 2019-01-06 23:45 | look/gaze

世の中は更新され続ける

師走らしい空が広がった今日の横浜。
先日、神奈川県が「 持続可能な社会の実現に向け、新素材を活用してアップサイクルモデル実証事業 (記事) 」に取り組む、という記者発表をしました。石灰石を主成分に、水や木をほぼ使用せず、紙の代替製品や石油由来の原料の使用削減の削減に貢献し、プラスチックも代替製品として活用できる新素材「LIMEX」を用いた取り組みです。

テレビでも今年の春に取り上げられていた新素材です。石灰石を主成分として紙やプラスチックの代替製品をつくること自体は新しいことではないのですが、今回の神奈川県の取り組みに、印刷大手の凸版印刷や大日本印刷や新素材で作った紙の回収箱設置先として日本郵便があったり、これまでの取り組みより進んだ印象をうけます。記者発表によると使用済みの紙代替製品を廃棄する場合は、燃えるゴミ扱いで古紙回収には出さない、としています。製紙メーカーとも事前に協議されていらっしゃるようです。こうした取り組みを従来の再生資源業者や廃棄物処理業者はどのように受け止めているのだろうか、新年を迎えたらヒアリングしてみようかと思います。

凛とした青空の夜は息白し・・冷え込みそうだな~

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by AKIO_TAKE | 2018-12-28 17:59 | look/gaze

ポジティブ思考で

私は少しでも多くの方に、環境問題に関心を持ってほしくて「ごみはひとが関心をもって行動した後に残るもの、そして、ひとの無関心がカタチになったものだ」を行動指針として環境啓発活動を行っています。

私は「関心」を持ってくださいと、お願いをしています。お願いする以上、私の認識や理解が欠乏していること事柄に対して「関心」を持つことができるよう工夫することが、私自身に課せられた問題となります。昨日の高校生写真展を見た後に、世界を知る写真展「ボイス・オブ・アメリカ」に足を運んできました。アフリカのチャド湖周辺のカメルーン、チャド、ナイジェリア、ニジェールの人道危機の現状を4名の写真家が伝える展示会です。この4か国は紛争や情勢不安、そして気候変動の影響を強く受け、極めて不安定な状況にあります。

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「関心」を持とうとしても、その対象に対してほとんど認識や理解がない場合は「なにに」「なにから」取り組めばいいのか、それすら見当がつかないこともあります。そんな状況から一歩でも前に進むヒントに、写真展やセミナー、テレビの報道、インターネットの記事見出しなどがあります。認識・理解が欠如している状態から、実感や興味が湧いてきた、という状態になるように、どのような説明がされているか。しかも、ネガティブな気持ちにさせない、危機感を煽らない。むしろポジティブ思考で環境啓発活動を続けていきたいと思っています。

「ボイス・オブ・アフリカ」では、4名の写真家それぞれが選んだ「最も思い入れのある一枚」が作品のキャプションとインタビューで示され、撮影者の視線をより深く考えることができる工夫がされていました。紛争や気候変動、人口増加がもたらす現実と、それが人々にもたらした姿を伝える展示は、触れる機会のないアフリカ諸国の現状を知ることでき、「関心」の種が私の中に蒔かれたように思います。その種を成長させるには私がちゃんと水やりをするかどうかに掛かっています。その水やりにも色々な工夫が必要です。

環境問題に関心ある皆様、「かんきょう文化祭」や環境啓発活動に対して気づいたことや新しい情報があればぜひ教えてください。今まで皆様と積み上げてきたことをたくさんの人と分かち合えたら嬉しいです。よろしくお願いします!

連絡先 info@kankyo-design.org

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by AKIO_TAKE | 2018-12-25 00:43 | look/gaze