カテゴリ:look/gaze( 217 )

入り口あれば、出口あり

福祉サービス要望解決の第三者委員として児童養護施設の会議に参加。会議の後は子供たちと一緒に夕食を頂き、ジャレ合ってきました!
児童養護施設には、満18歳未満の様々な要因で社会的養護を必要とする子どもたちが児童相談所を通して入所してきます。ひとり一人の子どもたちの発達を見守り、心身共に健全な社会人の一人として生きていけるよう養育していますが、中には被虐待を経験して心に傷を負っている子どももいます。児童養護施設はそうした児童たちの生活の場であり、傷をいやす場でもあるのですが、今まで虐待者から受けてきた理不尽な関係性を、施設生活において職員や他の児童などへの関わりの中に再現してしまうことある。結果、様々なトラブルが起きてしまう。

生活における児童の要望について、児童が自らの生活に主体性が持てるよう、また、権利擁護の観点からも、積極的に児童からの意見表明を受け付けるシステムがあり、委員会議は児童たちの意見表明を職員から聞き、迅速に解決方法を探し出し対処していこうとするものです。 子どもたちが児童養護施設に入所しなければならない事情は本当に様々で、まだまだ私の理解度ではうまく説明することができません。

ここ数年、多様性とか共感、共生という言葉をよく耳にすることが増えています。自分の関心があることや知らせたいことには、共感したり・できたり、多様に考えられたり・表現することができます。けれど、関心ない事には反応することが困難です(私もその類の一人です)。

自分から見て、ということを得意とするのが人間なのかもしれません。私は自分が思っている以上に社会のことは知らないだろうなぁと、いつも反省します。
「人と人とが共に生活するということはどういうことか?それは、お互いがその年齢にあった役割と、責任を担い、協力し合い、人のためになる人間として、必要なことに協力を惜しまない人に成長するよう支援していきたい(支援方針)」。まだまだ色々なことを知って覚えて社会の中で試行錯誤できる場の創出に努めたい、かかわっていきたいなと思います。入り口あれば出口あり、です。

a0259130_21560967.jpg



[PR]
by AKIO_TAKE | 2018-09-19 21:56 | look/gaze

知識より意識

a0259130_09142403.jpg
今朝の神奈川新聞に「相次ぐ不祥事にウンザリ」という読者投稿の中の「危機管理のポイントは、知識より意識。意識があってはじめて知識が生かされる」の一文に目が留まりました。
例えばエレベーターの優先マークを確認したら、隣や後ろに優先して該当される方がいるか確認をする、ということを意識すれば優先マークの機能が果たせたことにな.>
小さなことながら、いつも意識していれば街の良いところや不具合、仕事でも今まで気づかなかったことが見えたり、わかったりして、小さなことの積み重ねが後に大きな差となって表れてくるかもしれませんね。きょうも読者の方から素晴らしい見識を学びました。


[PR]
by AKIO_TAKE | 2018-09-13 09:35 | look/gaze
a0259130_21020078.jpg
JR京浜東北線「石川町駅 南口(元町口)」
すでにバリアフリー化されている同駅北口(中華街口)に続き、南口ではエレベーター・多機能トイレ整備のため駅舎内の改良工事が行われています。
南口の改札を出て下町風情の残るアイキャナルストリート(旧石川商店街)を200メートルほど歩くと元町商店街(町名は中区元町)です。横浜が開港してまもなく、元町の隣町にあたる山下町と山手に外国人居留地が設けられました。この両地域の居留地を結ぶ町となった元町は外国人が行き交うようになり、明治時代になるとさらに居留者が増えて、外国人相手の商売も盛んとなったことでインターナショナルスクールの開校や洋服、洋家具など「洋」を基調とした商いの町が形成されてきました。

石川町駅南口から元町商店街に入って約600メートル進んだところに、2004年、新たな公共交通のみなとみらい21線が開業し「元町・中華街駅」という駅ができました。営業キロは4.1キロメートルと短いのですが、軟弱な地盤で、かつ、都市での地下路線建設となったため工事費が非常に高額になったとされています。
元町商店街も中華街も新たな公共交通に期待を寄せ、開業14年が経過した今日、路線の年間乗降客は右肩上がりを続け、「元町・中華街駅」の乗降客数も伸びているので、輸送力アップの恩恵をうけていると思います。

この新たな公共交通の整備により、他の都市や町からヒト・モノ・カネを吸い寄せるストロー現象も起きたはずです。ただ、かつては、という表現をそろそろ用いて新しいポテンシャルづくりが急務かなーと気になる元町商店街です。時代も移り変わり、以前のようにストローで吸われてしまうのは県をまたいだ都心部と地方都市とは限らず、みなとみらい地区と横浜駅、伊勢佐木町と横浜駅なんていう距離で起きています。こうした現象はなにも最近始まったことではなく、もうかれこれ10年くらいの年月はあっさりと過ぎていると思います。販売者がよりたくさんの選択肢を提供できて、地域にどれだけ魅力があるか否かを消費者は見抜くし、つまらないやと思われてしまえば消費は逃げていきます。そうした意味においては横浜開港の地である、と謳う周辺の地域もかつてを懐かしんでいる余裕はないのかな、と思ったりしています。

今日の投稿のきっかけは、石川町のビジネスパートーナーが「元町・中華街駅ができてから、元町商店街を歩く必要がなくなったからねぇ」と、ポツッと漏らしたから。
ああ、そうだ 確かに徒歩数分の至近距離なのに歩くことが減っているかも・・

おそらく私だけでなく、みなとみらい21線が開業する前は石川町駅を利用して元町商店街を通って家に帰ったりしながら、何気なくでも店舗の様子を肌で感じていたけれど、元町・中華街駅ができたことで、今まで通っていた街を通らなくても駅を利用することが可能となりました。石川町駅と元町・中華街に挟まれた元町商店街は、公共交通の整備によってプラス面ばかりではなく、歩かなくても良くなった、というマイナス要素もあるのではと感じています。そんなわけで、私も「元町・中華街駅」ばかり利用するのではなくて、他ルートを使うようにして改めて視野を広げる工夫を生活に取り入れなきゃ、と大いなる反省。

a0259130_22172927.jpg
赤いバスのところが元町中華街駅の入り口、写真右のウェルカムゲート「フェニックスアーチ」が元町商店街の東側(海側)の出入り口。




[PR]
by AKIO_TAKE | 2018-09-01 22:20 | look/gaze
Forbesのweb版に「心がゆがめられる」というタイトルがついた記事を見つけました。日々進歩を遂げる画像加工技術の画像が原因で、ゆがめられた自己イメージを持ってしまうリスクがあり、自分自身を見る目をおおきく捻じ曲げ、非公式ながら医師の間では「スナップチャット醜形恐怖症」としう疾患名もつけられているとのこと。
進化した加工技術で個人的に楽しんでられるうちはよいけれど、他者の感想が妙に気になりはじめ、承認欲求が深まってしまうと心の不安定化を招いてしまうというもの。
外見は内面の一番外側、という言葉がありますが記事では「スナップチャットやインスタグラムで簡単に変えられるものは大抵、初めからそれほど価値あるものではないと考えられる。 」と結んでいます。デジタル技術がこれからもスピードを上げて進化していくなかで、加工された情報と現実との差異を瞬間的に見抜けるチカラが求められます。そのチカラの蓄え方はどうしたらいいのか。またひとつ取り組む課題が見つかりました。

[PR]
by AKIO_TAKE | 2018-08-13 00:05 | look/gaze

ゆだねる

国際ニュースではアメリカと中国の貿易摩擦が取り沙汰されていますが、その行方次第では日本にも良くない影響を及ぼすだけに気になる外交問題。
アメリカでは中規模とされる農地で大豆を生産するご主人にインタビューするニュース映像を見ているとき・・「大豆の生産量調整や品種改良、他の作物への転換などは自分の力と工夫でどうにか対応できるけど、関税だけはどうにもならない」の言葉がとても印象に残りました。どんなに大変な思いをして暮らしを立てていても、自力ではどうしようもないこともあるのも事実。

日本の参議院は来年改選期を迎え、選挙が行われます。その選挙制度に比例代表制が導入され、参議院も政党化が進んだと評されることもありますが、良識の府とされたかつてのように、衆議院と比較して任期も6年と長いので、しっかりと国民の声が政策に反映されるように、そして様々でその時々の世界情勢にも左右されますが、国民の暮らしの浮沈は、やはり政治のかじ取りに大きく影響されます。重責ながら人々の暮らしを豊かにする崇高な職に全力を注いで頂きたいです。

※街中に政党・政治家のポスターが多くみられるので政治に期待をしたい、との思いで撮っただけの1枚で他意はありません。


a0259130_13243481.jpg




[PR]
by AKIO_TAKE | 2018-07-27 21:04 | look/gaze

清々しく

a0259130_12023325.jpg
今朝8時30分頃の横浜市中区の山下公園。週末に開催されたイベントの後片付けと清掃を若いアルバイトスタッフの方たちが行っていました。
暑い中、お疲れ様&ありがとうございます。

a0259130_12024876.jpg

週末の2日間、花火も打ち上げられ多くの人で賑わっていたようです。もうずいぶん前の事ですが、地域の中小企業で組織する団体で花火大会翌朝に山下公園の清掃活動を数年間していた時期がありました。そのころは芝生一面に、と表現したくなるほどレジャーシートが残され、ごみが散乱していたものでした。きょうも、若干レジャーシートがあったようですが、以前とは雲泥の差です。

a0259130_12031370.jpg

ごみの不適切処理や不法投棄という現実もある一方で、ごみの処理に対してはかなり改善されているイベントや地域があることも確かです。意識が変われば行動も変わると言われるように、いたずらに問題を指摘するばかりではなく、改善されているケースを探して、そのイベントや地域にあった清掃活動を提案していきたいと思います。

a0259130_12035284.jpg
余ったPR紙は古紙としてリサイクルですね

a0259130_12060060.jpg
ユリの甘い香りは港の見える丘公園で



[PR]
by AKIO_TAKE | 2018-07-16 12:08 | look/gaze

今夜のBS-TBS「週刊報道LIFE」で太陽光や風力などの自然エネルギーを主力電源化と明記する一方、原子力発電を従来通りの重要なベースロード電源と位置づけて2030年度の発電割合を20~22%に据え置いた、エネルギー基本計画を取り上げていました。
海外では自然エネルギー施策がどんどん進められていく中、発電や設備などに関して高い技術を誇る日本はいまや再生エネルギー後進国として認知され、海外展開する再生エネルギー事業の参加もイニシアチブを得るには程遠くなっていくのでは、という見解を示していました。

番組内で心象に残ったのは、日本初の総合的な原子力政策「原子力開発利用長期計画」の作成に加わり、原子力委員会委員長代理なども務めた、故伊原義徳氏のインタビュー。日本には、国民性という単純なものなのか、それとも複雑な経緯がそうさせているのかが定かではないが「プロジェクト不滅の法則」というのがあり、一旦始めたらやめないという不文律が存在し、それが決断の機を失しているのではないかという言葉。

行政の担当者は2~3年で変わっていき、「なんで私が前任者の仕事について判断しなきゃいけないんだ」という決断や変革を行政はしない・できないという一面が中途半端な施策を蓄積させてしまう致し方ない現実もあり、国民のフォローが欠かせなくなっている。であるならば政治判断で決断をすればよいことだが、もはや政治も複雑に絡み合った施策を解きほぐす力量も時間もなく、黙って見送ることが美意識として定着しつつあり、一方的に政治判断してほしいという、というのはもはや酷であり徒労感が残されてしまうこともあり得る。
となればあとは私自身がもっと勉強して勇気をもって投票することが、ひとつの施策を終焉させ、新たな施策を前進させる唯一残された方法。
このまま原発をベースロード電源としてエネルギー施策を進めた場合、やはり気になるのが設備維持、点検、そして使用済み核燃料の廃棄などのコストをどれくらい負担すればよいのかという点。また自然及び再生エネルギーだって色々な課題はあります。しかし、エネルギーは生活には必要不可欠なもの。

よくわからず、難しく面倒なことも多いエネルギーの事、だけど次の人の事を考えるチカラを放棄することは避けなければなりません。エネルギーの専門知識を持たれていらっしゃる方を探して、学びを深めていかなきゃと思うインタビューでした。

猛暑が続きます、電力需要もウナギ上りの2018年夏です。

a0259130_23454353.jpg



[PR]
by AKIO_TAKE | 2018-07-15 23:46 | look/gaze

思いをこらす

「脳に刻み込まれた生物学的な記憶は風化しない」
沖縄では戦没者追悼式典が行われた今日の神奈川新聞朝刊「時代の正体 沖縄戦上」に書かれていた一文。戦場の光景がよみがえるフラッシュバックなどの症例は年月を経て発症することから「晩発性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と名付けられた。

もうひとつ深く考えさせられた「トラウマは世界観が壊されたり、他人への信頼が崩れたりするような人為的な出来事による場合の方が天災よりも深刻だ」という一文。10代だった軍国少女が日本兵から非国民とののしられ、尊厳を踏みにじられた屈辱感が50代を超えてから身内の死や職場のストレスから足の裏に強烈な痛みとなって噴き出すという、記憶に苦しむ人々。

そして、平和の詩「生きる」を朗読した中学校3年生の「なぜなら、未来は、この瞬間の延長線上にあるからだ。...つまり、未来は、今なんだ。」の言葉。
まだまだ見て見ぬふりをしているし、「おかしい」「違うのでは」と声を出すべきところで押し黙ったり、脳に刻むような言葉・行動をしているかもしれない。
今年も思いをこらす慰霊の日でした。


a0259130_22345282.jpg


[PR]
by AKIO_TAKE | 2018-06-23 22:35 | look/gaze
今日のYahoo!ニュースに、なぜ?広がる「記名性」ごみ袋が取り上げられていました。
千葉県野田市では昭和60年ころから増大する家庭ごみの措置として平成7年から指定のごみ袋から名前を書いて出さないと、たとえ分別が守られていても回収してもらえません。記名式の導入理由は自分の出すごみに自覚と責任をもって、分別のルールの徹底化と減量化を図っていくこと考え方で導入したとのこと。また福岡県のうきは市では金属の混入によって破砕機が破損し、修理代に50万円ほどかかったり、その他の自治体でもルール違反のゴミがないかどうかをチェックするため開封作業の人件費削減を目指して記名式にしている自治体もあります。

鶏が先か卵が先かの因果性の議論になってしまいますが、明確な解決策が存在しないのが実際のところかもしれません。地域性も異なりますし、家庭ごみの処理については当該自治体が処理責任を負い、自治体ごとに分別や処理方法が異なります。

他方、個人情報保護法などで地域コミュニティーのつながりが遮断される行政施策を受けながら、プライバシーの塊であるごみの排出にはフルネームを記名せよという整合性との折り合いはどう付けたらいいのか・・こちらも回答が導き出しにくい。そもそも、世の中矛盾だらけと割り切ってしまうのも一案ではありますが、いずれにしても「ごみ」という国民全員にかかる課題については解決不能的なものが存在しますが、ひとつひとつできるところから丁寧に対応し、処理していくことをベースとして行動していくほかありません。

家庭ごみにはこのような課題がありますし、事業系ごみにも分別が守られない、食べ残しの排出が非衛生的という状況から思わぬ事態を招く恐れがあります。
汚くて厄介者のごみ・・たかがごみ、されどごみです。




[PR]
by AKIO_TAKE | 2018-06-13 23:29 | look/gaze

せっかちな社会の中で

a0259130_00040615.jpg

関東地方も梅雨入りとなりましたね・・しばらくはジメジメとした気候ですが、きらきらした雨粒や雨上がりのヒンヤリ感とか、梅雨ならではの体験を堪能したいと思います。

さて、企業では総会シーズンですが、横浜中華街の商店街組合も総会が終わり、2018年度の事業がスタートしました。私も横浜中華街の商店街組合の一員であり、そして環境系の仕事をしていることもあり、環境関連の提案のお声がけや交流の機会を頂くことがあります。本当にありかだいことです。
皆さんもまだ記憶に残っていると思いますが、今春、中華街の家庭ごみ集積所の状況が全国放送され、良くも悪くも街の状態を知っていただく機会となった報道がありました。家庭ごみや飲食店舗から排出される事業系ごみは、日々・日常と直結するごみ。改めて日々とか日常とか、そんな言葉が如何に大切なのかということを横浜中華街で働き住まう私に考えるようにと強烈に突きつけてきた報道でした。

社会の利便性が向上するにつれて繋がりの手段も増す一方で、人々の意識は断片的となり、矛盾の度合いが深まっていくというなんとも皮肉な現象を生み出しています。横浜中華街でも日本有数の観光地という側面もあり、近年は瞬間的に人が集まり楽しんで帰る非日常のイベント開催に関心と人心が集中し、日常の商店街施策が置き去りにされている感は否めません。

我が街も種をまいたら、すぐに花が咲かないと気が済まない。プロセスを楽しむ、という面倒でじれったいことはもう消去が当然なのかな、となんとも言い知れぬ脱力感に襲われることもあります。

とは言え、この地での生活は続くわけなので、色々な提案を頂きながら多様な活動を企画運営し、乾燥した社会の利便性を成熟したものへと転換することが環境の視点からできること、貢献すべきことではないかと、そんなことをここ数日考えています。


a0259130_00042515.jpg






[PR]
by AKIO_TAKE | 2018-06-06 23:37 | look/gaze