カテゴリ:book( 84 )

スマホは910ℓ

スマートフォンをひとつつくるのに必要な水は910ℓだとか・・・
日本の食材は海外で生産されたものに依存している、ということは、日本の食材は外国の水で作られていることになる。
淡々とした文章と数値で「水がなくなる日」のリスクを訴えかけている一冊。淡々と繰り出される数値根拠はひとつひとつ自分で調べてみよう。


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by AKIO_TAKE | 2018-10-19 23:52 | book

動物らしい生き方とは

東京オリンピックの食材調達やエシカル消費という倫理的消費の概念など食に対する関心が広まりつつあるものの、その食の根底をなす一つでもあり、日本では9割の方が知らないとされる「アニマルウェルフェア」という言葉や考え方。アニマルウェルフェアは動物が意識ある存在であることを理解し、たとえ短い一生であっても、動物の生態・欲求を妨げることのない環境で適正に扱うこと、という取り組みで、簡単に言うと動物の福祉ということになるそうです。
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毎日お世話になっている卵や肉がどのようにつくられているのかを知ることで、私の命をつなぐ食材が、生産効率という視点から提供されているのか、それとも動物たちが動物本来の行動をとることができており、そのうえで食材として提供されているのか。動物の立場に立って考えられることが持続可能な社会を構築する要素のひとつであることを示唆するブックレット。私の「生きる」に直結する課題でもあるので見識を高めていきたいと思います。

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by AKIO_TAKE | 2018-09-25 05:03 | book
まもなく18時・・今日もムシムシの1日でした。今夜も大気が不安定とのこと、昨晩のようにバケツをひっくり返したような、そして轟く雷鳴に遭遇するのでしょうか。
地下鉄、地下街を日々利用するので地下街の構造に関心をもって読んでいる一冊。優れた土木技術もさることながら昨晩のような浸水リスクに直面した時に、どのように対処ればすよいのか。地下街に施されている工夫を確認しておこうと思います。

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by AKIO_TAKE | 2018-08-28 17:41 | book

気持ちを総動員する

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前回のbookカテゴリーに似たような本ですが・・最近「伝」の文字にかかわる書籍を手にすることが増えています。仕事上でもSNSで指示や伝達をするようになってから、かなりの年月が経っています。けれど、誰が何をどのような工程で行うかを簡潔に伝えきることは意外と難しいものです。言葉をこねくり回してしまうと相手にとっては推測が増えていくばかりで、推測に推測を重ねさせることはとてもリスキーなことです。「多分・・・だろう」とあいまいな状態のまま仕事に取り掛かることの末路は言わずもがな。

ショートな言葉でコミュニケーションを図れるツールはとても便利ですが言葉を軽く、そして心の内をさらけ出す前に次の言葉を提示してしまう傾向があると言われています。伝えなければならない気持ちを総動員するには言葉に変換して吐き出すことが大切です。伝える側が上手に言葉にできず、気持ちを聞き手に預けてしまうことが続くと、聞き手側は伝える側を「結局、なにも考えていないのかな」と捉えてしまうかもしれません。だからと言って、言葉を改善することだけに囚われては心の内にある「意見」をしっかりさらけ出すことができません。表面的なスキルを学ぶのではなく、自分の思い、考えを深くしなければ言葉を成長させることはできないという方針の一冊。表面的なことだけに囚われないように、言葉だけではなく、色々な事柄にも当てはめて考えることができますね。

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by AKIO_TAKE | 2018-08-27 06:30 | book

侮るなかれ!

12歳までに身につけさせたい、の吹き出しキャッチがあるので小学生を対象としたメソッド本ながら、この一冊も企業研修の問題づくりに役立ちそうです。いつものように企業研修系の書棚を見て回っていたのですが、この本は「学校教育」の棚に収まっていたもので、ペラペラめくって「あぁ、ビジネス本をとても平易に書いたものだなぁ」と、ならぶ言葉は小学生向けですが内容はしっかりと大人にも通用しそうなのでレジへもって行き、早々に読了。平易に書かれているので、あっという間でしたが本屋で感じたようにアレンジすれば企業研修にも効果を発揮できそうです。

「学校教育」の棚では、先生向けの本が多かったことにちょっとびっくり。それも今日ご紹介した本同様、専門書的な要素を踏まえつつもとても平易な言葉で書かれ、先輩先生の体験談など現役先生の心をサポートする本が目に留まりました。そうした本たちに、現場では保護者や社会が全く気付いていないことがたくさんあるのだろうなぁーと感じました。


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by AKIO_TAKE | 2018-08-16 23:04 | book

道しるべ

学問の世界で現代社会論、比較社会学等が専攻の著者 見田宗介氏。
私たちの社会はどの方向に進んでくのか、どのように新しい時代を切り開いていくのか。膨大なデータを分析して執筆された一冊。
「仕事」と一口に言っても「稼ぐための仕事」なのか「成功するための仕事」なのか、または「生きがいとしての仕事」なのか。あなたにとって仕事は、という問いかけに受け手側が思う仕事のイメージは微妙にずれている。少ないサンプルであればわずな誤差も、ちりも積もればなんとかでその誤差範囲は広がっていき、調査の狙い通りの結果を得られなくなってしまう。また「仕事」について問うにしても、異なる視点からの問いを準備し複合的にチェックすることで重心の変容を拾い出す工夫は欠かせない。

短い時間の中でのセミナーで「仕事」という大枠で問いてしまうと誤差の範囲に気づかぬまま進行し、とんちんかんな回答を導いてしまうリスクもある。そうしたリスクが発生することを再確認することができた一冊です。
そして、憲法改正の論が進行する中で、どうして戦うことや争いもやむなし、という風潮に社会が傾きつつあるのかという説明を「近代家長制家族」の崩壊事例をしている点がとてもわかりやすく、しっかりと脳内に吸収できました。後半部分は少し具体性に欠けた分、印象がうすくなってしまったかなと思いますが道しるべの参考になりました。


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by AKIO_TAKE | 2018-07-23 10:56 | book

事実と格闘する

大学のゼミで制作した大学生の短編ドキュメンタリー10作品が収められている一冊。
学生を指導する編著者は、相手の人生の価値まで他者が一方的に決めつける傲慢がはびこり、そのことによって著しく劣化していく想像力が深呼吸を許可しない社会が形成され、そして想像力が欠如した社会は本来の姿を隠し、本来、社会の実相を伝えるべきメディアでさえも「やらせ」という手法で本来の姿を社会の笑い者・暴力的な言葉を投げかける対象にすることさえある、と警告する。

深呼吸することを許されない社会の偏見に晒される。ある日突然自分がその立場にあぶりだされてしまうことから守るためにも、社会を深く理解するドキュメンタリーを制作して下さる方、そして涙が零れ落ちる作品を描いた学生たちに感謝を申し上げます。

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by AKIO_TAKE | 2018-07-01 18:59 | book

鋭く問われる

ヨーロッパの地方再生の取り組みを取材した書籍で、たくさんの事例はあるものの、そっくりそのまま横浜に当てはめることはできないが考え方や取り組むプロセスについて、参考となった新書。

帯に書かれている「成熟」の答えは、本を開いて早々の「はじめに」を締めくくっている、政府が主導する「上からの地方創生」ではなく、住民自らが取り組む「下からの地域再生」へ。という一文ではないかと思って読了しました。全編を通して「公共事業に依存しない」「開発に頼らず自然や景観を保護する」「地域の生き残り策は自分たちで考えるべき」「主役は現場」というニュアンスが目につき、行政と一定の距離を置くことが地域の再生を可能にしているという紹介の仕方をしています。もちろん、行政や政府と断絶する、相対する、ということではなく、辛いかもしれないけれど自分たちで考えて行動することが大前提で、そのあとに行政の支援を取り付けたり、共同で事業運営することが重要と説いています(街の場所、大小で印象は異なりますけれど)。

基本的にはそりゃそうだよねと思いますが、横浜のような都心部にいると、まず行政の支援を取り付けるというところから話がスタートするケースが多いのではと思います。助成金、補助金ありきの地域活性化がスタンダード・・・横浜と地方では規模感が違うよ、と言われることもあります。人口数や住民にすべきことの課題解決数も多いのかもしれませんが、なにかしてくれなきゃ動かない、まず誰かにやらせて良い事例は巧妙にいただく、という乾燥した地域活性化にウンザリ感を漂わせる市民も少なくはないのではと、この本を読みつつ、そんな思いが頭の中を巡ります。

特に横浜都心部の沿岸地域は観光地としても期待されており、日本国内でも有数な消費地です。そうした特徴があり、内需を担うといえばカッコイイですが、消費するだけの一過性で陳腐な観光地にしてしまっては、そこに住み、働く人は目も当てられません。消費中心の観光地であれど、街の魅力を理解して大切にしてくれる人が訪れる地域にすることはできないものか、と考えさせられる一冊です。どのような価値観を持っているのか、横浜の都心部はそんなことを鋭く問われている気がします。

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by AKIO_TAKE | 2018-05-15 02:26 | book

ベースとなる一冊

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コミュケーションには、自分の能力がごまかしようなく表れる。

第5章「信頼の条件」に登場する、かなり衝撃を受けた一文です。大げさかもしれませんが読書で狼狽えた、そんな記憶が残っています。
今でも言葉の表現方法に迷ったとき、頼りとなるコミュニケーションを向上させるベースの一冊です。


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by AKIO_TAKE | 2018-05-01 21:56 | book
2006年から続けているブログの過去の投稿を読みながら、本書の基本編を読み返しています。
中でも「誰に伝えてますか?」の章は、投稿内容やブログを続けている意義を考え直す機会となりました。

どんな人がこの情報を求めているか、役立てたり喜んでいたりしてもらえるかです。(本文より)

なぜブログを開設して投稿を始めたのか、そして続けているのかを改めて自身に問うてみたいと、そう思います。


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by AKIO_TAKE | 2018-04-15 15:42 | book