おかけさまでBコース(8月8日・9日開催)は定員に達しましたので募集を終了いたしました。ありがとうございます。
Aコースは(8月1日・2日)は引き続き、募集中です!
なかなか体験できないプログラムです。早めにお申し込みください、応募お待ちしています!
自由自在なフレーズでトロンボーンを操る池田雅明さん、ロンドンの名門演劇学校出身でエネルギシュな表現とやわらかな歌い方の組み合わせが魅力的な沖野ゆみさん、多様なリズム展開と口笛でしっとり曲の中にファンキーな印象を与えたギターの関根彰良さん。
このトロンボーン、ヴォーカル、ギターのトリオ編成はじめてかも、です。とても心地よいLIVEだったので、関根さんのCDを購入して只今ヘヴィーローテーション中。
ギブソンES-175のフィンガーピッキングからはじき出される甘いトーンは魅力的でした!!

そんなわけで、「アップサイクル」とは、捨てられるモノをそのまま再利用するのではなく、商品としての価値を高める工夫をすること。
そして工夫を高めるワークショップの講師は様々な世代のみなさん。
ペットボトルのキャップをつかってピンクッションをつくろう 「20代前半女子」
再生チョークアートを楽しもう 「高校生」
フォトフレームをつくろう 「幼児から中学生までの子育て世代」
新聞紙で日用品をつくろう 「定年退職後の男性」
砡ガラスでフラワーベースをつくろう 「子育てそろそろ卒業世代」
全世代が集合とまではいかなかったものの、多様な世代が捨てられるモノをつかって、オシャレに、かわいらしく、アーティスティックに、実用的にと多様な作品を楽しめる場所を提供するコンセプトのもと、タイトルを「アップサイクル広場」に、「モノをたいせつに」と「多様」とを融合させた会場づくりを目指しました。
廃棄物処理会社を2007年に退職した後、環境関連以外にも視線を向け思ったことの一つに・・・
「大規模なイベントの、そのスケール感に魅了される…これまでは、そうした魅力が街を活気づけ、企業や地域団体もスケールメリットを第一義としてきた。けれど、再開発した街でも、街の無人化は進み、人と人との繋がりが希薄となり、なにをするにしても展開の早さに深呼吸する時間さえ奪われつつある。そんなとき、街にも企業にも求められているのは、人と出会える場であり、人と人との直接的な交流が可能になる場を提供するということ」という思いを抱いたものです。あれから10年以上の月日が流れ、現実も様変わりして思いもリニューアルしなきゃと感じるけれど、基本的な考えは変わっていません。
「等身大の私が許される場」・・私はそうしたことを、小さなイベントを連鎖することで実現していきたいと考えています。それも、プランを立て、専門業者をキャスティングするという他人任せな手法ではなく、自らが、そのイベント現場に立って運営にあたる…これまでがそうであったように、これからも、そうしたスタンスで臨みたいと考えています。

この「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」と呼ばれる行動計画は、「地球は人間無しで存続できても、人間は地球無しでは存続できない。先に消えるのは、私たちなのです」と、このままでは地球が持たないという危機感から国連副事務総長アミーナ・モハメッド氏がとりまとめに奔走し、各国が一緒に変革に取り組んでいくために生み出されたものです。
詳しくはこちらをクリック→ SDGs
異常気象、貧困と飢餓、海洋汚染、大量生産に伴う働く人たちの酷使など、グローバル化に伴って国内課題と国境を越えて複雑に絡み合い深刻化する課題を解決しない限り、地球に未来はない。これらの課題解決する新しい「ものさし」としての機能が期待されるSDGs。最近は様々な機関がSDGsを理解する研修会を開催したり、世界的な取り組みでもあることから有名な企業が行動計画の達成に向けての策定が活発になっています。
しかし、具体的な数値目標が17分野で設定されておらず法的な拘束力もなく、ということで新しいものさしを使いこなせるかは未知の部分が多いことも確かなようです。特に中小企業が取り組むには、行動計画が三重構造となっていることから理解しづらく、浸透させていくにはもう少し時間が必要です。
そんなSDGsの現状ですが、私の会社が事務局として行っている環境啓発活動(かんきょうデザインプロジェクト)には有効に機能すると思い、展開する活動とSDGsの結びつきをどう捉えたらよいのか、SDGsに沿った活動の評価と目標を見直してみたくて、SDGs実践支援研修メニューをベースとしたワークに参加してきました。活動ビジョンやミッション、現在実施している活動と17分野のどれと結びついていくかは直ぐ模造紙に書込みできましたが、社会に提供できるバリュー(価値)ではスラスラと動いていた手がスローダウン・・しかし、ワークの前の研修にヒントがあり、無事にバリューも書き込むことができました。あとは書き出した内容の整理と言葉の絞り込みです。現段階では自主的な要素が多分に要求され、先ほどは浸透しづらいとした中小企業こそ、バックキャスティング経営を取り込むには適当な行動計画だと感じます。(バックキャスティングの考え方も特段新しいわけでもないし、現在の積み上げ方式で問題もなく、これからも現状の改善という方式で対応できるところは慎重な判断をされて良いと思います)

沖縄では戦没者追悼式典が行われた今日の神奈川新聞朝刊「時代の正体 沖縄戦上」に書かれていた一文。戦場の光景がよみがえるフラッシュバックなどの症例は年月を経て発症することから「晩発性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と名付けられた。
もうひとつ深く考えさせられた「トラウマは世界観が壊されたり、他人への信頼が崩れたりするような人為的な出来事による場合の方が天災よりも深刻だ」という一文。10代だった軍国少女が日本兵から非国民とののしられ、尊厳を踏みにじられた屈辱感が50代を超えてから身内の死や職場のストレスから足の裏に強烈な痛みとなって噴き出すという、記憶に苦しむ人々。
そして、平和の詩「生きる」を朗読した中学校3年生の「なぜなら、未来は、この瞬間の延長線上にあるからだ。...つまり、未来は、今なんだ。」の言葉。
まだまだ見て見ぬふりをしているし、「おかしい」「違うのでは」と声を出すべきところで押し黙ったり、脳に刻むような言葉・行動をしているかもしれない。
今年も思いをこらす慰霊の日でした。


2018年かんきょう文化祭のプログラム募集チラシが完成、鋭意発送作業中です!
今年も中高生の豊かな想像力がもっと社会的な提案につながるように、そして中高生のみなさんに「環境問題」や「ごみ」を考えることはクリエイティブで、とっても面白いと感じていただける機会を創出したいと思います。
すでにあるものに合わせる発想ではなく、自分に合わせたモノやコトをつくろう、という試みの場であり、多様な思いが成長し、花開いていくための、大きな力づけの場となるように開催します。中高生のための かんきょう「組写」フォトコンテスト と 古着ファクトリーツアー&リメイクファッションショーの参加者を募っています。
毎年お願いばかりで恐縮ですが、お知り合いの中学生、高校生、或いは保護者のみなさまに配布してもいいよという方、掲示するところあるよ!という方、一報いただければありがたいです。どうぞよろしくお願いします。
ウェブサイト → かんきょう文化祭




6月16日と17日の2日間に亘る活動を無事に終えました。ワークショップに参加頂いた皆様、出展者の皆様、準備段階からサポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
おかげさまで準備した材料がなくなるブースもあり、たくさんの方に体験していただくことができました。
中でも準備の時間が一番短かったにもかかわらず、横浜隼人高校が展開したチョークの粉を水で固めて再生チョークをつくり、ミニ黒板に「地球に一言」を書くブースには未就学のお子さんから大人までの多様な世代が参加していました。
引き続き、日常の中で環境保全に役立つ活動を企画、実施してまいります。
次の企画が整いましたらご案内いたしますので、またご参加いただけたら嬉しいです。ありがとうございました。